フランス発!オーガニックスーパーマーケット「ビオセボン」が実践する“バルクフーズコーナー”

フランス発!オーガニックスーパーマーケット「ビオセボン」が実践する“バルクフーズコーナー”

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海外では定着している量り売りというお買い物スタイル。実は日本にも続々と量り売りを取り入れられ、普段私たちの食生活に欠かせないスーパーマーケットでも、量り売りコーナーが増えています。今回は、フランス発のオーガニックスーパーマーケットとして人気の「ビオセボン」のバルクフーズコーナーをご紹介します。

パリ発!オーガニックなライフスタイルが実践できるスーパーマーケット「ビオセボン」

「ビオセボン」は、フランス発のオーガニック・スーパーマーケットです。東京・神奈川を中心に28店舗を構え、環境先進国のフランスから、食材やエコなプロダクトを通してオーガニックで地球に優しいライフスタイルを届けています。

ビオセボンの「ビオ」とは、フランス語でオーガニック(有機)のこと。「ボン」はフランス語で「おいしい」「良い」という意味で、屋号の「ビオセボン」には「オーガニックっていいね」という想いが込められているそう。

LE BIO AU QUOTIDIEN オーガニックを日常に。

無理なく私たちの生活に取り入れられるものばかりであり、地球も自分たちも豊かにできるライフスタイルを提案してくれています。

スーパーマーケットが実践する“バルクフーズコーナ”

生鮮コーナーを通り過ぎ、お店の一角に現れたのがバルクフーズコーナー。
量り売りで購入できる商品がずらりと並んでいます。他の商品に決して埋もれないバルクコーナーの存在感と、魅力的な食材の数々に目移りしつつ、バルクフーズ コーナーの目の前にやってきました。
まるで本当に海外のスーパーマーケットにいるかのような風景。

体に良くて、おしゃれで、環境にも良い。
素敵な空間にいるだけで、お買い物の時間も楽しくなります。
バルクショップ定番のドライフルーツにナッツやアーモンド、グラノーラなど、健康に気遣いながらお料理の幅が広がるアイテムが豊富に揃えられています。特に、ビオセボン自由が丘店は、きなこくるみや有機ダークチョコゴジベリーズなど、こどものおやつにもできそうなアイテムが多く、子育て中のパパママにはぜひ一度体験していただきたいコーナになっていました。

バルクフーズコーナーで実際に購入してみた

ビオセボン自由が丘のバルクフーズコーナーでは、主に2つの方法で量り売りで食材の購入が可能です。

①持ち帰り容器を持参する
②店舗の紙袋を購入する


さっそく購入してみましょう!

HOW TO BUY BULK(量り売りのお買い物方法)

持ち帰り容器を選択

空容器をお持ちの方は、自宅にある空き瓶やタッパー、袋など好きな容器を持参すればOK。好きな瓶を集めてキッチンにディスプレイするのも可愛いですよね!

今回私は、ビオセボン備え付けの紙袋をチョイスしてみました。

▼備え付けの紙袋または、持参の空容器から選ぶ

持参の空容器の重さを量り、紙に重さを記入する

ここで、容器持参の方ははかりで容器の重さを量り、用紙に記入することを忘れずに!
私は紙袋なので、1〜5まではスキップして好きな商品を選びます。
カカオ35%のホワイトチョコレートを量り売りで購入。袋に入れる瞬間、カカオのとてもいい香りが感じられました。

「量り売り」と聞くと面倒なイメージを抱く方もいらっしゃいますが、アルコール消毒をして好きな食材を好きな分とるだけなので本当に簡単です。
▼お好みの品を選び容器に入れ、「紙袋を利用する場合はこちらをタッチ」を選択

商品を量りにのせ、商品番号を入力

印字ラベルを発行

備え付けの用紙または紙袋にラベルを貼ってレジへ!

お値段は高いかな?と思いましたが、購入してみると意外とお手頃でびっくり。パッケージや個包装など余計な包装をしていない分、私たちに生活者にとっても良心的な価格で良い食材が購入できる量り売りのシステムは、地球にも家計にも優しいライフスタイルだと実感。

バルクフーズコーナーのお買い物方法まとめ

①持ち帰り容器を選択
備え付けの紙袋または、持参の空容器から選ぶ

②持参の空容器の重さを量る
容器(タッパー・瓶)の重量を蓋を取った状態で量る

③容器の重量を記入:
備え付けの容器に空容器の重さを記入する

④お好みの品を選び容器に入れる
必要な量を容器に入れる(商品番号を記入するので覚えておく)

⑤量りに容器の重さを入力
紙袋の場合が該当の表示を選択する

⑥商品を量りにのせ、商品番号を入力する
商品番号とグラム数がシールに印字される

⑦印字ラベルを発行
備え付けの用紙または紙袋にラベルを貼ってレジへ

バルクフーズコーナーを体験した感想

量り売りを実践しているスーパーはまだまだ少ないですが、もしバルクショップやバルクコーナーを見かけたら、ぜひ購入体験をしてみてください。

お買い物方法はお店によって多少異なりますが、流れは同じ。容器を持っていなくてもお店で購入できるように、袋や便が用意されています。また、店員さんが流れや商品について丁寧に教えてくれることが多いので、新しい発見の場にもなります。私自身、生産者さんのストーリや食材の調理方法、オススメのレシピなど、お買い物+αの体験をすることができました。

地球のためにもなり、素敵なアイテムやストーリーに出会えるバルクショップで、いつもの“日常”を豊かにする経験をしていただけたら幸いです。

“バルク”が私たちの生活を豊かにしてくれる

スーパーで購入するとお値段が高めの食材も、「量り売り」なら必要な分だけを購入できるため、予算に合わせて購入ができたり、まずは試しに少量だけ買ってみることも可能です。

自分では「良い買い物をした」と思っていても、調理していざ食卓に並ぶと家族に全然手をつけてもらえず、出番がない食材たちがそのまま賞味期限切れ…という苦い経験をされている方も多いと思います。このような、家庭で起きる日常の食材廃棄をなくすだけでも、フードロス削減への第一歩になります。

バルクショップでは、フードロスや食費の無駄遣いを防ぎ、からだに良い食材に出会えたり生活を豊かにする発見があります。

まずは、私たちの日常から。
“量り売り”のお買い物スタイルを取り入れ、フードロス削減へ行動してみましょう。
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