食品産業の脱炭素化における取り組みの可能性を探索
キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(以下、KV2027)」を策定し、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※2先進企業となる」ことを目指している。このKV2027の長期非財務目標として、社会と価値を共有し持続的に成長するための指針である「CSVパーパス」を策定し、「健康」「環境」などの重点課題を掲げてる。
これらの社会課題を解決するとともに、KV2027実現に向けて、既存事業の「食領域」(酒類・飲料事業)と「医領域」(医薬事業)に加え、キリングループが長年培ってきた高度な「発酵・バイオ」の技術をベースにして、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」(ヘルスサイエンス事業)の立ち上げ・育成を進めている。
※1 GreenHouse Gas:温室効果ガス
※2 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造
これらの社会課題を解決するとともに、KV2027実現に向けて、既存事業の「食領域」(酒類・飲料事業)と「医領域」(医薬事業)に加え、キリングループが長年培ってきた高度な「発酵・バイオ」の技術をベースにして、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」(ヘルスサイエンス事業)の立ち上げ・育成を進めている。
※1 GreenHouse Gas:温室効果ガス
※2 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造
Neutral Foods社について
Neutral Foods社は米国で初となるカーボンニュートラル食品企業で、現在はカーボンニュートラル認証をうけた独自ブランド「neutral」の牛乳を展開している。同社はバリューチェーン全体におけるGHG排出量を厳密に計測し、牧場と連携してGHG排出量を削減する取り組みを継続的に行うとともに、カーボンオフセット※3を活用することで、カーボンニュートラルな製品を実現している。
世界中で気候変動問題に対する意識が高まるなか、日々の生活を通じて環境に貢献したいという消費者のニーズは増加しており、Neutral Foods社はこのニーズに対応する商品を展開中だ。今後は、独自ブランド「neutral」の牛乳に加えて、牛肉やバターといったなど畜産にかかわる幅広い分野におけるカーボンニュートラル商品を開発・発売予定。
※3 人間の経済活動や生活などを通して「ある場所」で排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業による削減活動によって「他の場所」で直接的、間接的に吸収しようとする考え方や活動の総称
世界中で気候変動問題に対する意識が高まるなか、日々の生活を通じて環境に貢献したいという消費者のニーズは増加しており、Neutral Foods社はこのニーズに対応する商品を展開中だ。今後は、独自ブランド「neutral」の牛乳に加えて、牛肉やバターといったなど畜産にかかわる幅広い分野におけるカーボンニュートラル商品を開発・発売予定。
※3 人間の経済活動や生活などを通して「ある場所」で排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業による削減活動によって「他の場所」で直接的、間接的に吸収しようとする考え方や活動の総称
CVCファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND」について
キリンホールディングス株式会社は、このCVCファンドを通じて、ヘルスサイエンス関連の先端技術や顧客体験の向上を実現するソリューションなどを対象とした、革新的な技術やビジネスモデルを有する国内外のスタートアップ企業へ投資を行っている。
短期的なシナジー創出にこだわらず、中長期的な視点で価値創出が見込めるスタートアップを対象に、スタートアップ企業が持つ新たな発想や技術と、キリングループのヘルスサイエンス領域の強みや資源をかけ合わせることで、人々の生活を豊かにする魅力的な価値を創出し、自然と人を見つめるものづくりで「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献していく。
短期的なシナジー創出にこだわらず、中長期的な視点で価値創出が見込めるスタートアップを対象に、スタートアップ企業が持つ新たな発想や技術と、キリングループのヘルスサイエンス領域の強みや資源をかけ合わせることで、人々の生活を豊かにする魅力的な価値を創出し、自然と人を見つめるものづくりで「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献していく。