伝統とファッションを融合させるサステナブル・プロダクト「QUON」
今回の展示では、繊維リサイクルボード「PANECO®」、リサイクル新素材ボード「リフモ®」とのコラボレーションによって制作したプロトタイプを公開。
また、再生素材で伝統とファッションを融合させるサステナブル・プロダクトとして、循環型社会を目指す企業に対して、「QUON」の受注生産を開始。ファッションブランドはもちろんのこと、ホテルや宿泊施設における展開にも注力していく。
QUON オフィシャルサイト
また、再生素材で伝統とファッションを融合させるサステナブル・プロダクトとして、循環型社会を目指す企業に対して、「QUON」の受注生産を開始。ファッションブランドはもちろんのこと、ホテルや宿泊施設における展開にも注力していく。
QUON オフィシャルサイト
現代に適した機能とデザイン
「QUON」は繊維廃材を素材とすることから、従来の木下駄よりも足音が静かで、カラフルなテクスチャーはファッションとしての楽しみを拡張する。
Gray|Rifmo Panel (50D Nylon)
Beige and Gray|Paneco Panel (Dyed Cotton)
Blue Gray|Paneco Panel (Dyed Cotton)
日本の伝統工芸で循環型社会を目指す
日本における古着・古布などの繊維系廃棄物は年間200万トン以上にものぼる。うち、繊維リサイクル率は約10%前後にとどまっており、諸外国におけるリサイクル率を大きく下回っているのが現状だ(ドイツでは約65%の繊維がリサイクルされている)。
「QUON」はすり減った歯を交換できる構造で作られており、履き続けることでリサイクル率向上に貢献できるプロダクトである。
「QUON」はすり減った歯を交換できる構造で作られており、履き続けることでリサイクル率向上に貢献できるプロダクトである。
プロトタイプで使用した再生素材とは
今回発表するプロトタイプには、循環型繊維リサイクルボード「PANECO®」、リサイクル新素材ボード「リフモ®」を素材として用いている。
循環型繊維リサイクルボード「PANECO®」
ファッションロスと地球環境問題に、ディスプレイ・デザインの視点からアプローチし、地球にリスペクトした、廃棄衣料繊維を原料とするサステナブルな美しい循環型-環境配慮型素材の繊維リサイクルボード。
布だけではなく合成皮革など廃棄衣料品に含まれるさまざまな繊維をアップサイクルすることができ、硬度があり加工しやすく、空間の内装、ディスプレイ什器、家具など、多種多様な目的に使用することができ、使用後も再びボードとしてリサイクルすることが可能だ。
オフィシャルサイト:https://paneco.tokyo/
リサイクル新素材ボード「リフモ®」
リフモとは門倉貿易が繊維リサイクル率の向上を目指して、公的助成金を受けながら開発を行った100%繊維系廃材からできたリサイクル素材のこと。繊維廃棄物を加熱・加圧成形して開発した新素材であるリフモは木材・プラスチックの代替品に留まらず、特性を活かした独自素材として利用されており、様々な分野からさらなる期待が寄せられている。2013年6月「エコマーク」の認定を取得。
オフィシャルサイト:http://www.kadoco.co.jp/rifmo/index.html
循環型繊維リサイクルボード「PANECO®」
ファッションロスと地球環境問題に、ディスプレイ・デザインの視点からアプローチし、地球にリスペクトした、廃棄衣料繊維を原料とするサステナブルな美しい循環型-環境配慮型素材の繊維リサイクルボード。
布だけではなく合成皮革など廃棄衣料品に含まれるさまざまな繊維をアップサイクルすることができ、硬度があり加工しやすく、空間の内装、ディスプレイ什器、家具など、多種多様な目的に使用することができ、使用後も再びボードとしてリサイクルすることが可能だ。
オフィシャルサイト:https://paneco.tokyo/
リサイクル新素材ボード「リフモ®」
リフモとは門倉貿易が繊維リサイクル率の向上を目指して、公的助成金を受けながら開発を行った100%繊維系廃材からできたリサイクル素材のこと。繊維廃棄物を加熱・加圧成形して開発した新素材であるリフモは木材・プラスチックの代替品に留まらず、特性を活かした独自素材として利用されており、様々な分野からさらなる期待が寄せられている。2013年6月「エコマーク」の認定を取得。
オフィシャルサイト:http://www.kadoco.co.jp/rifmo/index.html
Konel
Konelは「妄想と具現」をテーマに、30職種を超えるクリエイター/アーティストが集まるコレクティブだ。 スキルの越境をカルチャーとし、アート制作・研究開発・ブランドデザインを横断させるプロジェクトを推進。日本橋・下北沢・金沢の拠点を中心に、多様な人種が混ざり合いながら、未来体験の実装を続けている。グループの知財図鑑では、先端テクノロジーの応用法を発信し、企業との共創に取り組む。
主な作品に、脳波買取センター《BWTC》(2022)、パナソニックの共同研究開発組織「Aug Lab」にて共作した《ゆらぎかべ - TOU》(KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展)や、フードテック・プロジェクト OPEN MEALS(オープンミールズ)と共作した《サイバー和菓子》(Media Ambition Tokyo 2020)など。
▼オフィシャルサイト
https://konel.jp/
主な作品に、脳波買取センター《BWTC》(2022)、パナソニックの共同研究開発組織「Aug Lab」にて共作した《ゆらぎかべ - TOU》(KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展)や、フードテック・プロジェクト OPEN MEALS(オープンミールズ)と共作した《サイバー和菓子》(Media Ambition Tokyo 2020)など。
▼オフィシャルサイト
https://konel.jp/
DESIGNART TOKYO 2022にて展示
再生素材で伝統とファッションを融合させるサステナブル・プロダクト「QUON」は、ITOCHU SDGs STUDIOにて開催される「DESIGNART TOKYO 2022」にて展示されている。気になる方は足を運んでみてほしい。
DESIGNART TOKYO
2017年にスタートした日本最大級のデザイン&アートフェスティバル。世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、アート、デザイン、インテリア、ファッションなど多彩なジャンルをリードする才能が集結し、都内各所でプレゼンテーションや展示が開催される。
DESIGNART TOKYO
2017年にスタートした日本最大級のデザイン&アートフェスティバル。世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、アート、デザイン、インテリア、ファッションなど多彩なジャンルをリードする才能が集結し、都内各所でプレゼンテーションや展示が開催される。
会場 | ITOCHU SDGs STUDIO 東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F |
会期 | 2022年10⽉21⽇(⾦)〜11⽉6⽇(⽇) 休館日:毎週月曜日 |
時間 | 10:00~18:00 (21日のみ12:00オープン) |
入場料 | 無料 |
備考 | 新型コロナウイルス感染症対策 ・入場の際に検温確認
・マスクの着用をお願い
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オフィシャルサイト | 詳細はこちら https://designart.jp/designarttokyo2022/exhibitions/1676/ |