食品ロスとCO2削減のための無人販売機「fuubo」、約3カ月でペットボトル20万本分のCO2排出削減に貢献

食品ロスとCO2削減のための無人販売機「fuubo」、約3カ月でペットボトル20万本分のCO2排出削減に貢献

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京都駅前地下街ポルタにて設置された、食品ロス・CO2削減のための無人販売機「fuubo(フーボ)」が、約3ヶ月で415個の食品ロスを提供し、約200kgのCO2排出削減に貢献した。これは、ペットボトル20万本分のCO2を削減したことになる。

フードロス・CO2排出削減、SDGsの可視化を実現する無人販売機「fuubo(フーボ)」

本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう食べ物「フードロス」は、社会的な課題として関心が高まり、国連サミットで採択された国際目標「SDGs(持続可能な開発目標)」の中でも、フードロス削減に向けたターゲットが設定されている。

無人販売機「fuubo(フーボ)」は、賞味期限が1/3を切り店頭販売できない食品を、非対面・非接触で定価の3〜9割引きの価格で販売している冷蔵庫付きの食品削減ボックスだ。駅や郵便局、商業施設などに設置し、通常の流通ルートでの販売が困難になっている商品を消費者にお得に提供している。

京都駅前地下街ポルタの「fuubo(フーボ)」がペットボトル20万本分のCO2排出削減に貢献

「fuubo(フーボ)」は2022年4月に、京都府及び他2社と共に「SDGの推進に関する連携協定」を締結し、未利用食品の活用による食品ロスとCO2削減効果を目的として設置され、削減効果の計測を行ってきた。測定の結果、約3ヶ月で415個の食品ロスを提供し、約200kgのCO2排出削減に貢献した。これは、ペットボトル20万本分のCO2を削減したことになる。

fuubo(フーボ)では、9月に物価高騰キャンペーンと称して食品ロスを全て無償で提供するキャンペーンを行い、1週間で約3,000個の食品ロスと、1.5トンのCo2排出の削減効果を出している。今後も継続して食品ロスを削減し、さらなるSDGsの推進に貢献していく。


■実施概要
・算出期間 : 22年4月22日~7月31日
・対象 :京都駅前地下街ポルタに設置の無人販売機fuubo(フーボ)

■実施内容の結果
・販売個数:415個
・商品内容:チョコレート、グミ、植物由来飲料、ドライフルーツ、レトルト米飯、ゼリー、カップラーメン、スナック菓子など
・CO2削減量:203.8㎏
・削減量の効果:500mlのペットボトル20万本分の容積に相当する。
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