VANILLABEANSが店頭グッズにカカオ豆の外皮を再利用 年間約12トンのカカオハスクをアップサイクル

VANILLABEANSが店頭グッズにカカオ豆の外皮を再利用 年間約12トンのカカオハスクをアップサイクル

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チョコレートデザイン株式会社は、アサヒユウアス株式会社との共同開発により誕生したサスティナブルプロダクツ「カカオハスクの森のタンブラー」を12月8日(木)より販売する。これにより、年間約12トンのカカオハスクが新たにタンブラーとして生まれ変わる。

カカオの甘い香りが楽しめるアップサイクルタンブラー

商品名:カカオハスクの森のタンブラー
英表記:TUMBLER IN THE FOREST -CACAO HUSK-

チョコレートの原料になるカカオ。しかし、チョコレートの製造で使用するのは、種子の部分のみでハスク(外皮)はローストの過程で除去され、通常は廃棄されてしまうもの。

そんなハスクをアップサイクルし、地球にやさしいサスティナブルなタンブラーが誕生。甘いカカオの香りを楽しめるプロダクトになっている。

購入は、「アサヒユウアスモール」と当社チョコレートブランド「VANILLABEANS(バニラビーンズ)」各実店舗にて12月8日(木)より可能となっている。

タンブラーの主原料は破棄されるはずのカカオハスク

カカオ豆(下)と、カカオハスク(上)

カカオハスクは、チョコレートの原料となる「カカオ豆」の外皮のこと。カカオ豆を焙煎・粉砕する時に、外皮の「カカオハスク」と中身の「カカオニブ」に分けられ、カカオハスクはチョコレートを作る過程で破棄されてきた。

チョコレートデザイン株式会社ではこのカカオハスクに着目。チョコレート生産によって年間でおよそ12トン排出されるカカオハスクをアップサイクルする方法の1つとして、アサヒユウアス株式会社とのタンブラー開発へと至った。

商品概要

開発 アサヒユウアス株式会社
原料 カカオハスク(30%)、ヒノキ間伐材(25%)、ポリプロピレン(45%)
容量 475ml / 耐熱性:110°C、食洗機不可、電子レンジ不可
サイズ 直径 約90mm(飲み口部分)、高さ 約117mm、外箱サイズ 約93×93×118mm
価格 1,980円(税込) / 販売開始:2022年12月8日(木) 〜
注意事項 ・火のそばに置かない、強い衝撃を与えない。
・香りは使用と共に薄れる。
・飲み物を入れて⻑時間放置すると色や香りが移ることがあるが、安全上に問題はない。
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