PUMA、オーストラリア発のブランド「P.A.M.(パム)」との多面的なプロジェクトをスタート

PUMA、オーストラリア発のブランド「P.A.M.(パム)」との多面的なプロジェクトをスタート

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プーマジャパンは、ストリートウェアとアウトドアウェアの境界線を融合し、自然や地域コミュニティとの結びつきを再び目指す、大規模で多面的なプロジェクト「PAM/PUMA BIO/VERSE」を立ち上げた。その一環として制作された初のコラボレーション「PUMA x P.A.M.(プーマ x パム)」コレクションを発売する。

自然からインスピレーションを受けたサスティナブルコレクション

P.A.M.

「P.A.M.(Perks And Miniの略称)」は、2000年にオーストラリアのメルボルンでMisha Hollenbach(ミーシャ・ホレンバック)とShauna Toohey(ショーナ・トゥーヘイ)の2人によって設立。2015年からはパリに拠点を移し、ファッション、グラフィックデザイン、アート、音楽、ナイトライフなどを融合させた複合的なアプローチで、自由かつ気ままなファッションスタイルで人気を得ているブランドだ。
「PUMA x P.A.M.」は、着る人をコンビニエンスストアからハイキングコースまで連れ出すかのようなコレクションだ。シンプル、かつ冒険的なシルエットに、大胆なグラフィックとサイケデリックでエッジのある柄を全面に施しているのが特徴。その質感と色彩豊かなスタイルは、南米の“ヤレータ”というベルベット調の植物にインスパイアされている。

20%以上のリサイクル素材を使用

20種類以上のスタイルからなるコレクションには、少なくとも20%以上のリサイクル素材を使用し、フリースジャケットやセーター、カーゴパンツ、Tシャツ、ポロシャツ、パーカー、パファージャケットなどのアイテムをラインアップしている。

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カラーパレットは、自然からインスピレーションを受け、鮮やかなパープル、ラベンダー、グリーン、コッパーがメインで使われています。生地には、リサイクル繊維を20%含み、ダウンジャケットの中綿には100%使用しています。

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シューズのラインアップは、クラシックなスニーカー、トレイルランニングシューズ、およびクロッグなどが登場します。アクセサリーは、バケットハットやキャップ、トレイルバックパックなどミニマムながら機能性を重視したアイテムが揃います。


「PUMA x P.A.M.」コレクションは、プーマストア 原宿キャットストリート、プーマストア大阪、プーマストア京都、プーマストア福岡、プーマ公式オンラインストア、一部取扱い店舗にて販売。

コメント

Misha Hollenbachは、「都市と自然の間をシームレスに行き来し、両者をつなぐような着心地の良い服を作りたかった。」とコメント。さらに、Shauna Tooheyは、「このプロジェクトは、最初からファッションの枠を超えて一緒に何かを作る機会だと考え、プーマチームもすぐさまに理解を示してくれました。そこで、PAM/PUMA BIO/VERSEの一環として、このコレクションのインスピレーションとなった場所と同じように、地球上で脅威にさらされている野生地域を保護するプロジェクト(※1)を提案しました。」とコメントしている。


(※1)このプロジェクトは、DEEP BioDATA Platformを通じて、世界に残された最後の野生地の一つであるブラジル・アマゾン西部のジュルア川流域に生物多様性モニタリング技術を導入することを支援。クラウドに接続された音声センサーは、機械学習を用いてプロジェクト現場からの生の音声を処理し、重要な種、動物の集団行動、昆虫の密度、霊長類のコミュニティの動態、移動パターン、時間による変化など、これまで見たことのないような洞察を提供することが可能である。

このデータは、地域社会や科学者コミュニティに提供され、研究の強化、生態系ダイナミクスの理解、保護活動の推進と方向づけ、これらの最も美しく脆弱な生態系における違法行為の阻止に役立てられている。DEEPは、現地パートナーであるInstituto Juruáと技術パートナーであるRainforest Connectionと協力し、これらの先見的なビジョンと成果を達成するために活動している。
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